【ブラジル】海外教育移住｜英語より大切なこととは？親子留学の体験談
当ブログではおうち英語や英語学習の失敗談や海外生活について発信しています。
親子留学体験談のインタビュー第3弾は「ブラジル」。
今回は親子留学・海外教育移住の体験談【第3弾】としてブラジルに親子留学されたDさんにお話を聞かせていただきました。
eigonブラジルの方と国際結婚されたDさんは、お子さんに様々な経験をして欲しいと考えブラジルへの親子留学を決意されたそうです。
日本とは異なる環境で、語学力だけでなく経験や新たな知識をつけるための教育移住を成功させたDさんのお話は親子留学を考える私にとっても貴重な学びとなりました。
eigon本記事の最後には、親子留学や海外移住を目指す方に向けたメッセージをいただきましたが、ぜひこちらだけでも読んで欲しい！と思うほど心のこもったメッセージとなっています。
ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです！
教育移住を決意した理由は英語力アップではなく子どもの経験のため
EIGONDさん本日は貴重な機会をありがとうございます。
ブラジルに教育移住を決意された理由を教えてください。
Dさんブラジル人の夫は外国人として日本で暮らすことの将来性を気にして、一足先に一人でブラジルへ帰国しました。
EIGONご主人だけ先にブラジルに行かれたんですね。
Dさんその後私も3人の子どもたち（9歳・5歳・3歳）を連れてブラジルへと移住しました。
教育移住とはいっても語学力をアップするためでなく様々な経験をして成長して欲しいという思いが一番強かったです。
ブラジルに親子移住！不安だったことは？
子どもを連れての親子移住は不安なこともたくさん。実際に親子移住を決意されたDさんにブラジル親子移住にあたり不安だったことを聞きました。
EIGONブラジルに親子で移住される点で不安なことはありましたか？
Dさん最初は夫の転職先であるマナウスという街に行きましたが、治安が悪く、教育にもあまり熱心な地域でないことが不安でした。
eigonお子さんを連れての移住はやはり治安が気になりますよね・・・
Dさん3か月ほど学校にも行かずコンドミニアムの中だけで生活していました。
その後学校生活が始まってからはタクシーで通学していました。
ブラジルで親子移住！現地での学校生活について
eigonお子さんたちの学校生活について教えてください。
Dさん最初のマナウスでは、ご近所の方に教えていただいた私立学校に通わせました。
3人一緒の学校に行けたので子どもたちにとってもよかったと思います。
eigon学校選びは難航しましたか？
Dさん夫はネイティブであり私も現地の言葉ができるため、情報集めにはあまり苦労しませんでしたが、公立学校と私立学校の格差が大きく感じました。
eigon学校に慣れるまでにどれくらいの時間がかかりましたか？
Dさん1年目は勉強はほとんど理解せず、ブラジルに馴染むだけで終わりました。
勉強は二の次と捉え毎日楽しかったかどうかだけ聞きました。
eigon違う環境で、突然知らない言語に囲まれるというのは大人でもストレスを感じるものですもんね。
eigonブラジルの学校に通われたということで、日本の学校とは違った良さはありましたか？
Dさんスキンシップが多く毎日ハグされ、ほっぺに先生のキスマークをもらい、言葉が分からないながらも大事にしてもらいました。
日本のような「テストでよい点をとることが大切」という雰囲気がないのもよかったです。
本当にゼロから学校に行き始めて、マナウスには日本人学校があるので、小3の長男は入試を受け、来期から入学できることになりましたが、夫が仕事をやめたため、サンパウロへ引っ越しました。サンパウロは気候も穏やかで、システムもよく公立の保育園と小学校への入学はスムーズな手続きでした。娘だけ、私立の保育園に入園しました。長男は少しローマ字が読めるようになり学校の勉強も少しステップアップしてきました。次男は、ほとんど喋らず、様子を伺い、2年半くらいした頃突然喋りだしました。下の娘は4歳ですので、子供同士で遊び、自然に覚えていきました。個人差があるので、使って覚えていくのとじっと他人を観察して慎重なタイプがいるので、焦らずに、嫌にならないように待つのができたのは親としてよかったと思いました。日本の「テストで何点制」がなかったからです。一人づつタブレットを持って、ひたすらyoutubeを見ていました。初めは日本語ばかりでしたが、だんだん何語でもいい外国語の動画を見ました。アラブ、韓国、英語、スペイン語、何語でも気にせず見ていました。だんだんポルトガル語を覚えるようになってきたら、ポルトガル語の動画を選ぶようになりました。今はポルトガル語が主に使用する言語です。ひと言語、読み書きできるようになって欲しいので、日本語は私との会話でキープし読み書きは強制しません。英語は、ポルトガル語に似た単語もあり、理解はし易いようです。
ブラジル渡航前の親子の英語力や英語力の変化
ブラジルへ渡航する前の状況についてお伺いしました。
- 滞在前の親子の英語力
- 渡航時のお子様の年齢
- 親子留学したあとの語学力の変化
ブラジル滞在前の親子の英語力
eigonご主人がブラジルの方ということですが、お子さんの英語力や語学力はどうでしたか？
Dさん子どもたち3人は英語もポルトガル語もゼロの状態でブラジルに来ました。
eigonDさんの英語・ポルトガル語のレベルはいかがでしたか？
Dさん私は英語・ポルトガル語ともに日常会話が問題なくできるレベルでした。
学校の情報や生活していくための情報を、夫を通さなくても得ることができたのは大きなメリットでした。
親子留学を決意した当時の子どもの年齢
EIGONブラジル滞在当時お子さんは何歳でしたか？
Dさん長男9歳、次男5歳、長女3歳でした。
親子留学後の【英語や韓国語】語学力の変化
EIGON親子留学をして、お子さんの語学力は伸びましたか？
Dさんはい。長男（9歳）は渡航してから割とすぐにローマ字が読めるようになり、学校の勉強も少しずつステップアップしていきました。
Dさん次男（5歳）は英語もポルトガル語もほとんど喋らない期間が長かったのですが、2年半くらいした頃に突然喋りだしました。
Dさん一番下の娘は4歳なので、子供同士で遊びながら自然に覚えていきました。
EIGONお子さんの語学に関して何かサポートはされていましたか？
Dさん強制はしていませんが、YouTubeをひたすら見せていました。日本語、韓国、英語、スペイン語など様々な言語で見せていましたがポルトガル語を習得するにつれてポルトガル語の動画を選ぶようになりました。今では主にポルトガル語を選んでいます。
EIGON違う言語に少しずつ慣れていったんですね。
Dさんはい。子どもたちがあまりプレッシャーを感じない環境つくりを心がけ、語学力の伸びはあまり気にせず、焦らずに待っていました。
Dさん兄弟・姉妹の中でも個人差があり、使いながら覚えていく子とじっと周りの様子を観察しながら覚えていく子と様々でしたので、「待つ」というのは結果としてよい対応だったと思います。
ブラジルに移住されたDさんに聞く！親子留学はおすすめ？
EIGON今回は貴重な経験談をありがとうございました。最後になりますが、Dさんのご経験を通して親子留学や移住を考える方にメッセージをお願いします。
Dさん海外生活は理不尽なことも多いですし、最初に思い描いていたものとは違う結果になることもあります。
しかし多くの貴重な経験ができたと確信を持っています。
ぜひ親子一緒に外国語を学んでいただきたいです。
Dさん日本は安全で住みやすく、子どもがいつか住みたい！と思ったときにでも安心して送り出せる国です。
私は子どもが小さい頃に海外生活を経験したことで語学の習得よりももっと大切な経験をすることができました。
みなさんのチャレンジを応援しています！
お子さんへの英語教育を考える際に、英語だけできればいいと考える人は少ないですよね。
- 英語を使ってたくさんの人とコミュニケーションをとる
- 様々な文化に触れる
- 世界にはいろいろな考えの人がいる
など、語学を通してたくさんの経験をして知識を広げて欲しいという方が多くみえます。
その点でも親子留学というのはたくさんの経験ができて魅力的だと改めて思いました。
また、英語習得にばかり集中しすぎてなぜ英語を子どもに学んで欲しいのか？という目的がゆらいでいましたが、Dさんのアドバイスを聞いて初心を思い出すことができました。
今回お話を聞いたDさんは、英語やポルトガル語が堪能だったため現地での生活でもかなり助かったそうです。
いつか海外に住みたいなと思われている方は日本にいる時から英語を学んでおくのがおすすめです。
語学力に不安がある人も大丈夫！
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英語の学習は少しずつ積み重ねることが大切。
eigon渡航が決まってから頑張ろう！と思うのも素敵ですが、今からやれることを始めてみませんか？
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親子留学インタビュー第一弾のマレーシア教育移住体験談はこちらから
親子留学インタビュー第二弾の韓国教育移住体験談はこちらから
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