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おうち英語で多読を成功させるコツ|おすすめの絵本や本も紹介

おうち英語で多読を成功させるコツ|おすすめの絵本や本も紹介
  • 多読とは?
  • 多読のやり方や習慣づけのコツが知りたい
  • 年齢別のおすすめの本が知りたい

おうち英語の中でも、特に手軽に取り入れられる絵本の多読は人気です。

しかし、年齢や英語レベルなどお子さんによって様々な中、どの絵本を選んだらよいのかわかりづらいですよね。

今回は、多読がおすすめな理由、年齢や英語力別の絵本の選び方を詳しく解説しています。

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年齢ごとにおすすめの本もご紹介しています。

目次

多読とは?おうち英語に多読がおすすめの理由!

多読は子どもだけでなく、大人の英語学習にもおすすめの勉強方法。

多読がおすすめな理由、英語力アップになぜ効果的なのかを解説します。

英語の多読とは?

「多読」とは、とにかくたくさんの本を読むこと。

日本語でも言葉を理解する前から絵本の読み聞かせを行うように、これと同じことを英語で行うことで、英語の理解を深めることができると言われています。

英語の多読には具体的にどのような効果があるのでしょうか?

多読が英語力アップに効果的な理由を解説

日本人の子どもが日本語を理解するのに、絵本の読み聞かせは重要。

多読と聞くとリーディング力だけが鍛えられるイメージかもしれませんが、実は英語の総合的な力を養うのに非常に効果的な学習方法です。

  • 語彙力(単語力)が身に付く
  • 4技能がまんべんなく鍛えられる
  • 英語のフレーズや単語を自然と覚えて、国際感覚も養われる

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 語彙力(単語力)が身に付く

ネイティブの子どもの語彙力は3歳で約1000語、5歳になる頃には1万語になると言われています。

幼いうちから多読でたくさんの英語に触れることで、語彙力をつけることができます。

2. 4技能がまんべんなく鍛えられる

4技能=スピーキング・リスニング・リーディング・ライティング

読む力と聞く力は一見異なるように感じますが、多読のやり方を工夫することで4技能をバランスよく鍛えることができます。

言語能力はスタートが早ければ早いほど、上達が早いと言われています。

まだお話の意味がわからない小さなお子さんにも、おうち英語で多読を取り入れることはおすすめです。

3. 英語のフレーズや単語を自然と覚えて、国際感覚も養われる

英語の絵本には、ネイティブであれば幼少期に自然と覚えるけれども日本の学校ではあまり習わない単語やフレーズが出てきます。

単語やよく使う英語のフレーズを、無理に暗記することなくお話とセットで自然と学ぶことができるのが魅力!

そして、一見大げさなように聞こえますが、英語の絵本をたくさん読めば読むほど国際感覚も養われていきます。

絵本にはそれぞれの国の文化や習慣が反映されています。

息子はIf You Give a Mouse a Cookie by laura numeroff(もしもねずみくんにクッキーをあげたら)でクッキーとミルクはセット!というアメリカの習慣を知りました。

他にも・・・

  • 悪いことをしたら「外出禁止!」といわれる
  • 抜けた歯は屋根の上に投げるのではなく、枕元に置いておく(トゥースフェアリーがコインと交換してくれる)
  • 学校に黄色いスクールバスで通う

などなど。

日本とは違う国の文化や習慣を楽しみながら実感できるのも絵本の魅力の一つです。

多読のやり方を詳しく解説

多読はどのように進めるのがよいのでしょうか?

多読の進め方

ここでは、多読のやり方と年齢別の進め方を解説していきます。

正しいやり方で進めることでより効果的におうち英語をすすめることができます。

多読の基本的なやり方

多読では、お子さんの興味のありそうな絵本をなるべくたくさん読むことを意識しましょう。

一緒に英語の絵本を読む時間をぜひ楽しんでくださいね。

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英語が上手に読めなくても問題ありませんが、もし英語の発音が気になる!という方は音声付きの絵本もおすすめです。

多読の基本的な進め方

  1. 読み聞かせ
  2. なぞり読み
  3. ひとり読み

年齢別!多読の進め方

読み聞かせ→なぞり読み→ひとり読みという3ステップが多読の進め方ですが、具体的にどの程度のスピードで進めたら良いのでしょうか?

ここでは年齢別に解説していきます。

語学力の上達には大きな個人差があるので、年齢表はあくまでも参考の目安となります。

0~1歳

成長すると母語にない音の識別ができなくなりますが、生まれて間もない赤ちゃんは日本語にない発音(LとRの聞き分けやTHの発音)もしっかり聞き分けることができるそうです。

この頃は、英語の音に慣れさせるためにたくさんの英語の音を聞かせると良いと言われています。

様々な絵本を読み聞かせてあげましょう。

2~3歳

イヤイヤ期を迎える2~3歳ごろの多感な時期。

無理に英語を強制すると英語自体を嫌いになってしまうかもしれません。

この時期にはお子さんの好きな本、興味のあることがかかれた本を重点的に読むのがおすすめ。

読み聞かせる時には音に合わせて、文字をなぞってあげてください。

そうすることで音と文字を関連づけることができるようになります。

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この頃にフォニックスの基本を学んでおくと英文を読みやすくなります。

4~5歳

英語の基礎がついてきたお子さんはアウトプットの練習をしてみましょう。

絵本を読む時には「この単語は何と読む?」「この人はどうして泣いてるのかな?」などとお話について聞いてみるのもおすすめです。

すでに英文が読めるお子さんには、どんどん読んでもらいましょう。

小学生以降~

多読を続けていると、お子さんによってはひとり読みができるようになる子もいます。

慣れてきたお子さんは絵本から本に切り替えてみましょう。

本に切り替えることで、絵ではなく文字で情景をイメージできるようになります。

英語を英語で考え理解する能力をつけるためにこのイメージする力は非常に重要です。

この頃にまだ英文が読めない!というお子さんも心配ありません。

フォニックスの基本的なルールを学び、多読を続けることで少しずつ英文が自分で読めるようになっていきます。

【おうち英語】多読におすすめの絵本・本10選を紹介

多読におすすめの絵本や本をご紹介します。

多読を続けやすいように、シリーズとなっている作品を多めに厳選しました。

シリーズとなっている作品の多くは英語レベルによって絵本がわかれているため多読や速読向けの絵本をお探しの方には特におすすめです。

【おうち英語・多読】おすすめの絵本5選

ネイティブのお子さんも読んでいる、多読にピッタリ!おすすめの絵本をご紹介します。

1.Oxford Reading Tree シリーズ Hunt

著:Hunt, Roderick, 著:Ruttle, Kate, イラスト:Brychta, Alex, 監修:Hepplewhite, Debbie
この本の特徴
  • イギリスの小学校の教科書にもなっている
  • レベルが1~9と豊富なので、お子さんの英語力にあわせられる

2.My Very First I Can Readシリーズ Learn to Read with Tug the Pup and Friends!

この本の特徴
  • 内容がシンプルでわかりやすい
  • お子さんが自分でも読みやすい英語絵本
  • 1~5のレベルにわかれている

3.Read It Yourself シリーズ Peppa Pig Going Boating

この本の特徴
  • ストーリー性がある絵本シリーズ
  • 同じ英語のフレーズが繰り返されるので定着しやすい
  • 人気キャラクターが選べるので飽きずに英語を楽しめる

4.【CDつき】よみきかせ英語 Englishえほん

この本の特徴
  • 英語・日本語を両方収録
  • 寝かしつけの際にCD音声を聞かせたい方におすすめ

5.メイシーシリーズ Doctor Maisy DR MAISY

この本の特徴
  • ネズミのイラストでお馴染みのメイシーちゃんシリーズ
  • 可愛いイラストとお話が楽しめる

【おうち英語・多読】おすすめの本5選

絵本がすらすらと読めるようになってきたお子さんにおすすめの、洋書をご紹介します。

もちろん大人の方にもおすすめです。

1. ラダーシリーズ イソップ物語

この本の特徴
  • ラダーシリーズは初めての洋書導入におすすめのシリーズ!
  • 使用する単語が限定され、やさしい英語が使われており読みやすい
  • イソップ物語ならではの教訓も学べる

2. ラダーシリーズ 美女と野獣

この本の特徴
  • ラダーシリーズならでは!優しい英語が使われており読みやすい
  • 巻末にワードリストが付属している

3. 【CD付き】オズの魔法使い―The wizard of Oz

この本の特徴
  • 文字数が少なく、内容もわかりやすく読みやすい
  • CD付きなので音声で確認したい方にもおすすめ

4. I Can Readシリーズ Amelia Bedelia(アメリア ビディリア)

この本の特徴
  • 英語の勉強になることはもちろん、内容が面白い!
  • 英語のフレーズや文脈による意味の違いを楽しみながら学べる
  • Amelia Bedeliaシリーズは10冊以上ある大人気絵本

5. The Little Prince(星の王子様)

この本の特徴
  • 可愛い表紙でプレゼントにも最適
  • 様々な出版社から出版されており難易度もそれぞれ異なる

多読におすすめのWEBサイト・アプリを紹介

サイトやアプリを使った多読では、ネイティブのきれいな英語の音声を流すことができます。

本を保管しておく場所もいらず、たくさんの本から好きなものを選ぶことができます。

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ここでは、多読におすすめのサイト・アプリを紹介します。

多読や速読に使えるアプリ

多読や速読に特におすすめのアプリはこの2つ!

  • Khan Academy Kids(カーンアカデミーキッズ)
  • 絵本ナビえいご

Khan Academy Kids(カーンアカデミーキッズ)

完全無料で英語圏の2~8歳の子ども向けに教育を提供しているアプリです。

世界中で使われており絵本に加えて、動画学習や算数、論理的思考など豊富なコンテンツを学ぶことができます。

説明の文や音声もすべて英語のアプリです。

絵本ナビえいご

説明の文や音声は日本語が安心という方には、絵本ナビえいごがおすすめ。

1000冊以上もの英語の絵本が読み放題で、ネイティブスピーカーの読み聞かせ音声も収録されています。

多読や速読に使えるWEBサイト

多読や速読に特におすすめのWEBサイトはこの2つ!

  • Oxford OWL
  • Open Library

Oxford Owl for School and Home

おすすめ絵本で紹介したOxford Reading Treeを含め、400冊近い易しい英語の絵本が読めるサイトです。

無料で利用できるのも嬉しいポイントです。

Open Library

まるで図書館のように洋書を「レンタル」できるサイトです。

著作権切れの古い本だけでなく、新刊もレンタルできます。

ダウンロードはできませんが、とにかく種類が豊富で、大人も楽しめるサイトです。

多読を成功させるコツを解説!

お子さんやおうちの方が無理なく多読を継続できるコツを解説します。

年齢ではなく英語のレベルに合ったものを選ぶ

多読の進め方を年齢別に解説しましたが英語力の成長には個人差があります。

  • 最初は簡単な絵本から始める
  • 子どもの好きなもの、お話を取りいれる

ことを中心にすすめましょう。

先ほどお伝えした多読の進め方は参考程度にして、あくまでもお子さんの興味や英語レベルにあった絵本や本を選んでください。

最初は簡単な絵本から始めよう

多読を始める際の年齢に関わらず、最初は簡単な絵本から始めるようにします。

5~6歳の年齢以降に初めて英語絵本に触れる場合は、簡単すぎるかな?と思うレベル、もしくは0~2歳向けの絵本から始めましょう。

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あせらずゆっくりお子様のペースに合わせておうち英語を進めてあげましょう。

子どもの好きなもの、お話を取り入れよう

お子さんの興味・関心は簡単に変わりますよね。

もっと難しい絵本を読んでもらおうと無理強いしてしまうと、お子さんの英語への興味が薄れてしまうかもしれません。

おうち英語で大切なのは継続することです。

  • 好きな絵本があれば、何回でも本人が満足するまでその絵本を読んでもらう
  • 他に好きなもの(動物やアニメなど)があれば、それに関連した英語の図鑑などを取り入れる

など、お子さんが楽しみながら英語に触れることができる環境作りを目指しましょう。

こちらの記事では私が英語を無理強いしたばかりに起きた過去のおうち英語の失敗談・反省したことを紹介しています。

多読を習慣化する方法

最も重要でありながら、最も難しいのが多読を習慣化すること。

ここでは、どうすれば多読を習慣化できるかを解説します。

  • 絵本を読む時間を決める
  • 自分で読めるようになる環境を整えよう
  • フォニックスを覚える

それぞれ詳しく解説します。

絵本を読む時間を決める

多読の時間をルールとして決めると習慣づけしやすくなります。

1日1冊、10分程度でももちろんOk!絵本を読む時間を決めましょう。

「夜ご飯のあと」や「寝る前」などの時間帯に設定するとお子さんが意識しやすいのでおすすめです。

自分で読めるようになる環境を整えよう

CD音声付きの絵本や、タッチペンで音がなる絵本などがあればお子さんが一人で絵本を読むことができます。

おうちの方が家事で手を離せない時などに役立ちます。

ディズニー英語システムは、タッチペンで絵本を読み上げてくれたり、カードを操作してお子さんが自分ひとりでも遊ぶことができます。

フォニックスを覚えると英文が読みやすくなる

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フォニックスを学ぶと、驚くほどスムーズに絵本が読めるようになります!わが家でもフォニックスを使って英文の基本を学びました。

フォニックスとは、スペルと発音の規則性を学ぶ学習方法です。

ネイティブのお子さんたちもフォニックスを学び、音と読みの規則を少しずつ覚えていきます。

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おうち英語を続けているのになかなか英文が読めない・・・

と悩んでいたころにジョリーフォニックスと出会い、「今までの不安は何だったの?」というほどあっさりと簡単な英語の絵本であれば私の手助けなく読めるようになりました。

【多読は難しい?】ママが英語力に自信がなくても大丈夫!

ここまでご覧になった方の中には、「英語に自信がない私の発音でいいの・・・?」と思われるかもしれません。

もちろん大丈夫です!

英語の絵本を読みながら、新しい単語やフレーズ、外国の文化を親子で一緒に学びましょう

お母さんの知らないことを教えてあげよう!と思うとお子さんはより集中して新しい知識を吸収してくれます。

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息子は私が知らない英単語やフレーズを教えるのが大好き!

それでもお子さんには綺麗な発音だけを聞かせたい!という方は

  • 音声付きの絵本を選ぶ
  • YouTubeを活用する

ことで、ネイティブの綺麗な発音で多読環境をつくれます。

音声付きの本がおすすめ

英語絵本の中には、CDやMP3音源がついているものがありますのでぜひ活用してください。

無料!YouTubeを活用しよう

YouTubeでもたくさんの絵本の朗読を聞くことができます。

こちらの記事ではおすすめの絵本とともに、YouTube動画も紹介しています。

YouTubeでは音声と一緒に映像が流れるものが多いため、適度に使うのがおすすめです。

まとめ:親子で楽しみながら多読を習慣化しよう

多読はおすすめのおうち英語の進め方の1つ。

英語力アップの効果が見えなくても焦らずに、お子さんのペースや興味に合わせて進めましょう。

英語の上達には継続が最大の近道です。

この記事ではアプリやサイトを使う方法もご紹介しましたが、小さなお子様がスマホやタブレットを扱う場合には目から30センチ程度離す、適度に休憩を取るなどに注意しながら取り入れてみてくださいね。

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