ワーホリはやめた方が良い?留学経験者が解説します【失敗談あり】
- ワーホリを反対された
- ワーホリってやっぱりやめた方が良いの?
- なぜワーホリはだめなの?
このようなお悩みがある方向けに「ワーホリをやめた方が良いケース」についてまとめました。
働きながら海外経験ができる貴重なビザであるワーホリですが反対する人が多いのも事実。
ワーホリ後に英会話講師となった私が失敗談も含めて自分や周りの体験談をつつみ隠さずご紹介!
現在は英会話講師ではなく英語が公用語の会社で働いています。
私はワーホリに基本的に賛成ですがワーホリじゃない方が良いんじゃない?というパターンやこういう人はワーホリをやめておいた方が良いというポイントもあわせてご紹介します。
ワーホリや語学留学はやめた方が良いと言われる理由
「ワーホリや語学留学は留学じゃない!」
「ワーホリはやめた方が良い!」
ネットを見ると辛辣な言葉が並びますがそもそもなぜ「ワーホリはやめた方が良い」と言われるのでしょうか。
その理由を知っておくことで、ワーホリの失敗を防ぐことができるかもしれませんので見ていきましょう!
ワーホリや語学留学は正規の留学とみなされない
交換留学や、大学や大学院のように学位が取得できる留学は正規の留学として履歴書に書けます。
現地の大学や大学院に通うには入学前に英語力や学力の試験があり、留学する前からある程度高い英語力が求められます。
高校や大学での成績証明が求められるなど、入学までのハードルは高めです。
また海外の大学は日本よりも卒業するのが難しいと言われ、在学中に勉強についていけずに中退することも珍しくありません。
一方ワーホリや語学留学生が通う語学学校は英語力が低くても入学が可能、基本的に誰でも卒業が可能です。
このような理由からワーホリは留学ではない!という人がいます。
ワーホリや語学留学は誘惑が多い
海外大学や大学院と違って厳しい授業や試験がないワーホリや語学留学生は、遊ぼうと思えばいくらでも遊べます。
テスト期間や課題提出などの縛りがない分、自分で勉強時間を確保しないといけないですね。
ワーホリや語学留学では英語力が伸びない
海外に住めばネイティブの友達が自然とできて毎日英語環境になると思っていませんか?私は思っていました・・・
ワーホリではほとんどの人が語学学校に数か月通い、その後バイトをする。
バイト先は日本食レストランやカフェなどが大半です。
現地の語学学校では世界各国からの留学生と触れ合う機会は増えますが、地元のネイティブと触れ合う機会は思ったより少ないのが現状。
- ネイティブに出会うことが少ない
- 出会えても真剣な話ができるほどの英語力がない
この2つの理由に尽きます。こちらの動画ではアメリカの大学院に通っているSakiさんが
「入学した当初は英語での深い会話ができず、なかなか友達ができなかった」と言われています。
NYの大学院に入れるレベルのSakiさんでも初めはこのように悩んでいたそうです。現在のSakiさんの英語の発音や話し方とても素敵ですね!
大学院生よりも圧倒的にネイティブとの出会いが少ないワーホリが、1年でネイティブの友達を作るのには相当な努力が必要です。
そしてTOEICやIELTSのハイスコア取得を目標としているのであれば勉強ももちろん必須。
日本ではワーホリが受け入れられづらいとはいえ、きちんとスコアで英語力を証明できれば問題ありません。
- 英文法に自信がない場合は学びなおす
- リーディングやライティングに取り組む
- ネイティブと英語で話す機会をつくる
ワーホリでこれを継続している人は少ない印象ですが、その分継続できれば他の学生さんに差をつけることができます。
モチベーションを保つためにも初めにきちんと目標を立てるのが続けるコツ。
【参考記事】英文ライティングの基本ルール▼
ワーホリおすすめしません!絶対にやめた方が良い人
海外に行きたいという気持ちは素敵なこと!
ただし、たくさんのワーホリ留学生を見てきた中でこんな人はワーホリを選ばない方が良い!というポイントをご紹介します。
海外に住めば自動的に英語ができるようになると思っている人
当サイトでも繰り返し伝えていることですが、大人になってから海外に行っただけでは英語ができるようにはなりません。
そして帰国後に英語力をキープすることも実は思っているよりずっと大変なこと。
これはワーホリだけではなく、交換留学などで現地の大学に通った人でも例外ではありません。
英語力アップするには本人の努力が必要。
ワーホリ中の目標やその後のプランを全く考えていない人
1年はあっという間に過ぎます。
ワーホリは留学とみなされない可能性がある以上、帰国後に”ワーホリに行きました”というだけでは仕事は見つかりません。
”海外に行けば自然と英語もできるようになるし、帰国後に英語を使った仕事が見つかるでしょ!”
という考えの人は今一度ワーホリ後の目標について考えてみましょう。
厳しいですが20代の1年はそれだけ貴重です。
帰国後に英語を使った仕事をしたい!
→気になる仕事にはどのような資格やTOEICのスコアが必要とされているかを調べ、それに合わせて目標を立てましょう。
ワーホリ後も現地に残り永住権を取りたい!
→滞在中どんな過ごし方をすれば永住権に近づくのか事前に移民コンサルに相談しましょう。
恋人が欲しい!
→積極的に出会いの場に出かけましょう。
ワーホリで出会った人と結婚したカップルを何組も見ています!
帰国後のプランから逆算してワーホリ中の生活プランを考えよう。
※永住権やビザに関する法律は変わりやすいため、必ず有資格のコンサルタントに相談しましょう。
法律を守る意識が薄い人
カナダ滞在時に不法滞在、不法就労で国外退去になったワーホリ留学生がいましたが、カナダへの再入国が禁止となっていました。
現地での生活が気に入りもっと長くいたい!という気持ちもとてもわかりますが、正規の手続きで滞在してくださいね。
>>スマ留でカナダ滞在について相談するワーホリを便利に使う!具体的な目標例
目的や使い方によってはワーホリはとても便利です。
どんな目標があればワーホリをおすすめしているか、目標を達成するポイントとあわせてご紹介します。
ワーホリ後に正規留学する目標がある
海外の大学や大学院に入学するには入学時点で高い英語力が求められます。
大学によりますがIELTSスコアが最低でも6.5~7は必要。
大手英会話教室でカウンセラーをしている友人に、各テストのスコアアップについて確認したところ以下の回答となりました。
- TOEICスコアを100点アップするには毎日2時間の勉強が3~4か月必要
- IELTSスコアを0.5アップするには毎日3時間の勉強が3~4か月必要
※個人差があります
日本にいながら英語力を伸ばすことは可能です。
ただしスタート時点での英語力が低い人が最短で海外大学への進学を目指す場合、ワーホリで強制的に英語環境に身を置くことは近道となります。
私自身ワーホリの1年未満でTOEICが450→850まで伸びました。
勉強が苦手+面倒くさがりな性格上、日本で勉強していたら400点アップするまでには何年もかかっていたでしょう・・・
もちろん大学進学が目標であればワーホリ中も勉強が最優先。
IELTSのスコアをクリアしても授業についていくのは簡単なことではありません。
大学の講義で必須のライティングやプレゼンテーション能力を伸ばすため、留学中でもオンライン英会話を活用するのがおすすめ!
レッスン受け放題プランなどもあり、現地でプライベートチューターを雇うよりもコスパが良いです。
【参考記事】オンライン英会話の選び方▼
ワーホリでの経験や人脈を起業に生かす具体的な目標がある
ワーホリでは世界中からの留学生や全国各地に住む日本人と出会えます。
自分のキャリアプランとして海外滞在経験のある人たちとの人脈を作りたい、世界中の友達を作りたいと思っているならワーホリはぴったり。
語学学校は自由に選べるため、数か月ごとに違う学校に通うことが可能。たくさんの人に出会える可能性は無限大です。
また就労に関してもビザのスポンサーなしで働けるため、英語力やスキルがあれば多くのチャンスがあります。
現地での人脈を生かして帰国後に起業した人や、就労ビザのサポートをしてもらいその後永住権を取得した方もいました。
番外編1:その後のキャリアを考える必要はない!とにかく遊ぶ!
今回の記事と趣旨は違いますが、こういった自由な過ごし方ができるのもワーホリの魅力。
とにかく1年間は自由に遊ぶ!海外でゆっくりしたい!それが目的!
という過ごし方をするのももちろん自由です。
番外編2:ワーホリ中に結婚相手を探す目的がある
こちらも本記事の趣旨とは違いますが、国際結婚がしたい!という目的の方にもワーホリは便利なビザです。
もともと結婚相手を探すことが目的ではなかった人の中にも、現地で出会った方と国際結婚している方はたくさんいます。
人生は何が起こるかわかりません。
目的が真剣に結婚相手を探すことであれば、お互いのことや考えをしっかりと伝え合えるレベルの英語力が必要です。
ワーホリ経験者が語るワーホリを選んで失敗したこと
色々な経験を含めてワーホリはとても良い経験でしたが、私自身が感じた失敗点についてご紹介します。
ワーホリ以外の選択肢についてリサーチ不足だった
私が滞在したカナダには、カレッジであれば学生ビザでも就労が可能であったり、インターンシップ付きのCo-op留学プログラムなどがあります。
お金を節約しつつ海外に住みたい=ワーホリしかない!というわけではないのです!
もちろん当時の英語力は入学条件に満たないのですが、知っていて選択しないのと知らないのは別のこと。
長期間海外に行くというのはその後のキャリアでもある程度のリスクを伴います。
情報収集は入念に!ぜひ当サイトを活用して多くの選択肢から自分にぴったりの選択をしてくださいね。
出発前に英文法の学習が足りなかった
こちらの留学中の勉強法に関する記事でも書いていますが、とにかく文法が苦手な私は留学前はもちろん留学中にも何度もつまづきました。
【参考記事】初心者が英語力をアップさせた方法と体験談▼
現地の生活で最低限必要なスピーキングについては、英文法が間違っていても通じます
ただし、英文法の間違いというのは案外相手の耳につくもの。
「ここ、おすすめ、何」と言われるよりも
「ここのレストランのおすすめは何ですか?」ときちんとした文章で話せるほうが、相手にきちんとした大人として扱われますよね。
そしてカレッジ進学や海外移住を考えているのであれば文法と合わせてライティングの勉強を強くおすすめします。
大学進学に必要なIELTSアカデミックテストや、イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどで永住権取得に必要なIELTSジェネラルテストではライティング能力も求められます。
英語ライティングのルールはスピーキングとまた異なり知らなければ使えないものばかり!
【参考記事】英語ライティングに関する記事▼
出発前の勉強(とくに文法)はやり過ぎというくらいやっても損はなし!
ワーホリならではの楽しみ方を経験しなかった
私がワーホリにおいて一番後悔しているのは、ワーホリらしい楽しみ方をしなかったことです。
現地で大学進学している人や就職している人と違い、ワーホリ留学生は自由に休みをとることができます。
その間に留学生同士で色々なところに旅行したり、パーティーしたりしている日本人はたくさんいますが私は遊んだり旅行する時間がもったいない!とばかりに
勉強(英文法・・・)→バイト→Language exchangeの繰り返しでした。
今思うと本当にもったいない・・・
英語力を伸ばすのはもちろん大事。でもそれだけじゃもったいない。
海外で生活するというのは非常に貴重な経験!ぜひみなさんはバランスを上手に取って楽しんでくださいね。
ワーホリについて誰に相談したら良い?
以前、SNSにワーホリについてのお問い合わせをいただきました。
- エージェントはどのように選んだらよいか
- お金はいくらくらい持って行ったか
- 帰国後の就職について
といった、私も行く前に知りたかったことが中心です。
私の経験もお伝えしましたが、ワーホリに行ったのがかなり前なので、あくまでも参考程度にというお話をお伝えしています。私は当時ビザを自力で申請しました。
ワーホリや学生ビザの条件は変わりやすく、1年前にできていたことが今はできないという事態も良く起こります。
そのため、全ての情報をワーホリ経験者の体験談から得るのは難しいです。
現地での過ごし方や、英語学習の方法などは体験談を参考にするのがおすすめです!
留学生の雰囲気や、学校の様子など、ワーホリに関する最新の情報を得たいのであれば留学専門のエージェントさんに相談するのがおすすめです。
こちらの【ワーホリのリアル】では英語力や就職に関するワーホリのリアルな情報を伝え、今どんな準備をするべきかを相談することができます。>ワーホリについて相談する
本気で海外に行きたい方にこそ見て欲しい!リアルな情報を知ることで、ワーホリを成功させましょう。
英語力を伸ばしたい方やワーホリでの経験を帰国後の就職に役立てたい!と思う方には特におすすめです。
実際にかかる費用や帰国後の就職など、リアルな情報を知ろう>ワーホリについて相談する
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留学カウンセリングは無料で受けられます!
まとめ:経験者としてワーホリには賛成!
結論として、ワーホリには賛成です!ただしワーホリの目的はきちんと事前に考えておくのがおすすめ。
海外に長期間住むというのは貴重な経験となるのと同時に、日本でのキャリアに良くも悪くも影響する可能性があります。
どんなことにもメリットやデメリットはつきものですが重要なのは自分で決めること。
ぜひ後悔のない選択をしてくださいね。もしお困りごとがあればお気軽にお問合せよりご連絡ください。
留学情報は年々変わります。ワーホリや語学学校等の詳細なご相談はプロにお任せするのがおすすめ!
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※1:2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づきます
出発前~帰国後まで英語学習に終わりはありません。
自分に合ったオンライン英会話の選び方はこちらの記事をぜひ参考にしてください。
【参考記事】オンライン英会話の選び方▼
私も現在オンライン英会話を受講中です。